さいたま市、荒川区、足立区でサッカースクールを開校している

エスペランササッカースクール代表のリンです。

今日は、以前のブログで書いた

幼児期の子たちの気持ちをグッと掴む、リンコーチの必殺技4選というシリーズから

③興味のある好きな遊びを一緒にする

というテーマで話していきます。

以前のブログの内容はこちらから

子どもに寄り添う
その①のブログ
その②のブログ

さぁ、1段階、2段階目をクリアすると

全く見向きもしてくれなかった子どもたちが、少しずつ心を開き始めてくれています。

ここからは、子どもと一緒に遊ぶという段階に入っていきます。

同じことを一緒にする。共同作業。

皆さんも思い出しますよね。

さぁ、新郎新婦、初めての共同作業です!いま、ケーキに入刀しました~!

というあれです。笑

同じ作業を一緒にやることで、結束力、共感、仲間意識、安心など

こういった感情が芽生えていきます。

なおさら、子どもたちはこういうところに敏感ですが一回、信頼を勝ち取りさえすれば、

これまでの拒否感が嘘だったかのように、子どもから笑顔がこぼれてきます。

さて、いざ遊ぶといえども

子どもが興味のある遊びを探していくというのが大事になります。

だいたいサッカー指導の現場だと、サッカー練習用の道具を使っての遊びがメインですが

この時はもう、あの手この手を使って子どもが興味を持ちそうなことを仕掛け続けます。

例えば、単純ですがボールを蹴り合うということに子どもが興味を持ち、

やり出したらもうとにかくその遊びを一生懸命に全力でやります。

少しずつ難易度をあげていき、達成したら褒めることも忘れずに。

一緒に遊んでくれさえすれば、友達になったということですから。

これを数回にわたり続けていけば、子どもが安心・信頼をしてくれて、

人見知りの子でも、信頼できるコーチが近くにさえいれば

みんなの練習に加われそうだという安心感があるので、集団での練習に少しずつ入れるようになってきます。

でも、ここまでやっても中には3ヶ月~半年ほど、集団練習に加われない子もいます。

大人の思い通りに動いてくれないのが、子どもです。

そんなすぐに成果が出る事なんて、世の中には多くないですよね。

皆さん、必ず成功する方法って知っていますか?

成功するまで諦めずに、やり続けることです。

半年、1年かかっても、お子さんを集団のサッカー練習に加えられるように頑張りますので

負担のない限り、練習会場に遊びにきてください。と毎回、お伝えしています。

地道、コツコツ、長期的に、我慢強く。こういう言葉、大好きです。

最後の最後は忍耐力が大事ということで、今日のブログは終わりにしましょうか。

子どもに忍耐力を求めるなら、大人がそうでなくては。

それでは、今日はここまで。

次回、このシリーズの最後のテーマ「会話に子供の名前を頻繁に含める」をお送りします。