さいたま市、荒川区、足立区でサッカースクールを開校している

エスペランササッカースクール代表のリンです。

本日もこの本の内容から

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79ページから抜粋

子どもは意味もなくゴネたりしません。そこには意味があります。

その時々の子どもたちの「ありのまま」を受け入れることが非常に大事。

それなのに大人たちは「この子はやらない。ダメだね」と決めつけてしまいがちです。

実際、3~4歳児に60分のトレーニングはハードルが高いかもしれません。

が、そこを楽しく遊びながら5歳以上まで続くと、子どもたちは本当にフットボールが好きでやってくるようになります。

なんか、まさにその通りという一節だったので、ふむふむと180回くらい頷いてしまったのですが

子どもには子供なりの、理由があるんです。

大人からしたら、その理由はしょうもなく、くだらないと思いがちですが

子どもからしたら、ぐずったり、すねたりしてる理由は、決して譲りたくないものなのです。

まずは、子どもというのはそういうものなんだと理解をしてあげる。

わかろうとしてあげるだけで、子どもたちからの信頼感が全く違います。

決して甘やかすわけではありません。

甘やかすのがずっと続くと、ごねてぐずって泣けば何でも解決すると錯覚して

ワガママな子に育ってしまいます。

子どもたちの不機嫌な理由を考えて、一緒に共有、納得して

一緒に解決策を導いてあげる。

例えば、もう家を出る時間なのに、ぐずって着替えもしない子がいるとします。

親からしたら、もう!本当に!早くしてよ!言うこと聞いてよ!

と腹が立ちますが。。。

ここはぐっと抑え、なんでぐずっているのかの理由を聞いてあげるようにしてみましょう。

それが、好きなアニメを見たいから、本当は違う服を着たいから。などなど

大人の価値観からすると、なにその理由!!

となりますが、子どもにとって抗いたいすごく大事な理由なんです。

じゃ、わかった。と

まずは理解する。

アニメは帰ってきたら見るようにしようか。もしくは、移動しながらでも見れるよ?

とか、

好きなお洋服を自分で選んで良いよ?

など子どもの希望を叶えてあげるというのは、なんとなくできそうですよね。

でも、ここにさらに僕の場合は

希望を聞いてあげたあとの、こちらからのお願いをプラスします。

いわば交換条件ですね。

じゃ、アニメを見せてあげるから、ご飯を食べてくれる?歯磨きをしてくれる?

だったり

お洋服を選んで良いから、〇〇をお手伝いしてくれる?

とお願いするだけではなく

それを本人に言わせます。

本人の口から言うことで、約束を守らないといけない度をさらに高めます(良い言葉が浮かばず稚拙な表現ですいません。笑)

一番良いのは、交換条件を本人に考えさせることがですが

幼い時は大人が考えてあげても良いかなと。

これを繰り返すことで、子どもとの信頼関係が構築されていくと思うのですが、どうでしょうか。

言うことを聞いてくれないからイライラして怒鳴り散らして、無理やり連れていくよりも

子どものことを理解し、望みを叶えてあげて、大人の望みも聞いてもらえるようにする

非常に根気のいる作業ですが、この地道な繰り返しが

子どもと良好な関係を築いていく一つの方法だと僕は確信しています。

さて、今日はここまで。

今日もお付き合いありがとうございました~♪