さいたま市、荒川区、足立区でサッカースクールを開校している

エスペランササッカースクール代表のリンです。

先日の健康診断のブログは、しょうもない内容ですいません。。。笑

さて、今日のブログ更新はいま読んでいる本の紹介を。

スペインの強豪クラブ「ビジャレアル」というチームで指導者として活躍している日本人女性がいます。

僕もこの本を読んで、初めて佐伯さんという方の存在を知ったのですが

サッカーの本場スペインの強豪クラブで、この地位まで上り詰めた日本の方がいたなんて驚きでした。

この本は、衝撃的な内容から始まります。

「17歳の死」という題名で、2020年に亡くなった(自殺)、サッカーの名門クラブに所属していた若手選手の訃報のことから話が展開していきます。

まだ本を半分までしか読んでいないですが

この本が何を伝えたいかというと

競争がとても激しいサッカーのプロ選手たちが、

そのあまりの競争の中で潰れてしまい、人生を台無しにするケースがあるということ。

またプロ選手引退後に、サッカー以外の仕事に就けず、

悲惨な末路を迎える人が多いということに着目し

サッカー選手として活躍するために、技術・体力・精神力などを鍛えるのはもちろんですが

人としてどのように育てていくのかということを、スペインの強豪クラブのスタッフたちが

これまでの指導方法をイチからぶち壊して、改革していくという内容になっています。

サッカーのみならず、スポーツ界で活躍するプロ選手たちは

華のある職業で誰もが憧れますが

頂点にたどり着くためには、とてもとても険しい、いばらの道を進んでいかなければいけないということ。

また、サッカーでいうと日本の最高峰リーグ「Jリーグ」に入団できたとしても

選手生活や、その後の人生については決して全てが華やかではないということを、しっかり理解しないといけません。

過去に読んだ本も紹介しておきますね。

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この本にも書いてありますが、プロへの道は本当に厳しく

同年代のサッカー人口から、プロサッカー選手になれる確率で言うと、1000人に1人と言われています。

プロになりたいという夢を否定しているわけではなく、現実的にこのような確率なので

どういう努力をすればここに辿り着けるのか、本気で考えて行動した子が夢を掴めるのだと思います。

エスペランサも、サッカースクールとして

日々、子どもたちにサッカーを教えているわけですから

もちろん、エスペランサ卒業生がプロサッカー選手になってくれたら

それはとても嬉しいことですが、

エスペランサが目指していることは何だろうと考える時が多々あります。

これまでたくさんの指導者たちと話をしてきましたが

指導した全員をプロサッカー選手に育てるのが目標と豪語する方もいますし

とにかく強いチームを作りたいと、結果を残すことに全力を注ぐ方もいらっしゃいます。

では、エスペランサはどうなのか。

何人がプロサッカー選手になったというよりも、

エスペランサというチームが、とても強いと言われることよりも

もっと大事にしたいことがあります。

それは

サッカーを好きになってもらうこと

サッカーを通じて、社会性・人との繋がり・努力の大切さなど

を伝えていきたいということです。

ホームページの方針というところでも一番最初に載せていますが

サッカーを通じて「人を育む」ということが

僕たちが大事にしたいことなんです。

またまた、本の紹介から、なんか違う話に脱線していきましたが

僕のブログは、とにかく思ったことを思いのまま書くようにしてるので

今後もこのような、内容が整理されないブログが続きますが。汗

皆さんの子育てや、日々の生活するうえでの少しのヒントになれば幸いです。

ではでは、今日はここまで。