さいたま市、荒川区、足立区でサッカースクールを開校している

エスペランササッカースクール代表のリンです。

今日は、子どもたちが楽しく練習に参加する「魔法」をご紹介。

日々の子育てでも応用できると思うので、ヒントにしてもらえれば♪

エスペランサの練習では

時に、子どもたちに決めさせるようにします。

子どもが決める?どういうこと?と思いますよね。

一般的には、サッカーの練習というとコーチの指示に従って、子どもは動くものです。

あそこまでドリブルしてみよう!

あのゴールにシュートしてみよう!

など。

その指示に従って、子どもたちは一生懸命に練習に励みます。

ここで、ヒト工夫を加えます。

例えば、4色で区分けされた部屋の中に、ドリブルで移動するという練習をやったとしましょう。

こういう練習です。

この練習をエスペランサでは、よく幼児(2歳~5歳)の練習で行います。

まずは、コーチが出した色の指示に従い子どもたちは、いろんな色にドリブルで移動していきます。

ある程度、慣れてきたら今度は子どもたちに色決めを任せます。

※動画ではすでに子どもたちが色を決めています。

これまでコーチ(大人)が決めていたことを、自分で決めれるということで

自分自身で、「決める」ことの喜びを感じることになります。

とても細かいことですが、こういう小さい仕掛けの繰り返しが

子どもたちに、この練習・この環境が「楽しい」と感じてもらえる一つの要素になります。

また、少し大袈裟に言えば

自分で決めたことに対しての「責任」を持って

子どもたちは最後まで練習をやり切ることになります。

この、自分で決めるという効果は絶大だと感じています。

よく幼児期の子は、疲れたり難しい練習になると、途中で弱音を吐いて練習をやめてしまうことがあります。

そんな時、あと何回やろうか?と子どもに質問をします。

疲れていてやりたくない子どもも、たいてい「1回だけ…」と言います。

でも、自分自身で1回やると決めたので、1回は頑張ってやり切ろうと、しょうがなくやり始めます。笑

その1回できたことを褒めてあげて、じゃあともう1回やってみようか?

と促してみると案外、何度も繰り返しやる子がいます。

やらなかったことに対して、強制的にやらすよりも

上手な声掛けで子どもに決めてもらい、大人はそれを応援するようにすれば

子どもは自らの意思で、いろんなことを始め出します。

2歳のうちの娘はちょうど、イヤイヤ期に突入しています。

全くこちら側の思惑通り動いてくれないのですが

自分で決めさせるようにすると、すんなり動いてくれたりします。

もちろん上手くいかない時もありますけどね。

怒鳴ったり、叱ったり、無理やりやらすよりも

子どもが自ら動くように働きかけることで

自発、能動という適性が備わっていくと信じて。

これを日々、繰り返していくのみ。

では、今日はここまで♪