さいたま市、荒川区、足立区でサッカースクールを開校している

エスペランササッカースクール代表のリンです。

さて、話を聞いてもらうための工夫2つ目の話です。

前回の内容はこちらからご覧ください。

①子どもたちの視線の先を意識する

今日のテーマは

②あえて、子どもにやらせてみる

ということ

コーチング(教える)の方法は様々です。

言葉だけで伝えるというのもありますが

幼児期~小学生に教えるためには

コーチが実際にやってみて、見せてあげるということが大事です。

難しいテクニックや動き方も、真似ることから始まる。

“まねぶ”(学ぶ・真似る)と、よく言ったもの。

ただ、コーチが一生懸命にプレーしていても、肝心の子どもたちが全く集中しておらず

自分たちで話をしていたり、違う方向を向いていたり

ボール遊びをしていたりと

全然、聞いてくれない時が往々にしてあります。

特に幼児は聞いてくれていないことが多いですよね。

これは子どもの特性なので、子どもたちは悪くありません。

そんな時、僕は結構、子どもにお手本をやらせてみるようにします。

大人がやってもあまり見ないのに、子どもがやっていることには

すんごい集中します。

これが面白いくらい集中するんです。

例えばある練習のルールを教えようとする時、

一回コーチがお手本でやったことを10人中6人ぐらいが見ていたとします。

その状態で練習を初めても4人は取り残されていきます。

そこで、集中して聞いていた子に実際にお手本としてやってもらうんです。

みんなの中で一人だけお手本としてやっているという目立っている感

もちろんコーチは、お手本でやってくれている子に対して

しっかり聞いていたことや、技術的に良い部分があれば見逃さずに誉めていきます。

そうすると、子供心からすると

自分も目立ちたい。褒められたい。という欲求が掻き立てられて

より集中度が増すという流れです。

コーチが1回だけやっても浸透度が60%だったのが、子ども一人にお手本をさせると

一気に浸透度が100%近くまで向上します。

お前たち!なんで1回で聞けないんだ!

なんで見ていないんだ!と叱り飛ばして集中させるよりも

自発・能動を促すことができます。

結構、僕はお手本作戦をつかっているので、練習の際は見てくださいね♪

以上、今日はここまで!ありがとうございました~