子供には子供の時間の流れがあります。

大人たちは決められた時間に合わせて行動するというのが一般常識ですが、子供たちにとってそんなことは、お構いなしです。

とにかく、目の前の遊び(テレビ、ゲーム、おもちゃ)や興味を惹かれたものに夢中になるのが子供というものです。

親としては急いで準備してほしいのに、グズグズしていて朝から言うことを聞いてくれずに、出発の時間が遅れることが良くあると思います。

サッカー練習の現場でも、子供たちが言うことを聞いてくれずに、全く練習が進まないという状況も良く目にします。

決められた練習時間の中で、早く次の練習に進みたいのに子供たちは集合してくれず、思い通りに進まないでイライラしているコーチは周りにいないでしょうか。

こういう時に「早く集まれー!!」と、怒ったり・怒鳴ったりせず、子供たちを自分の意思で集合させるようにしたいものです。

例えば、

「次の練習はじめるから、集まろう♪」と声をかけて10人中、1人の子供が反応してくれるとします。

その他の9人にはコーチの声が届いていなかったり、横の子供や親御さんと話していたり、全く集まる気配がありません。

そんな時に子供たちを怒鳴りつけても、その一瞬は言うことを聞いてくれるかもしれませんが、子供たちは敏感なので恐怖を覚えたり、サッカーや大人が嫌いになってしまうかもしれません。

僕が良くやる方法は、

「お、〇〇君が集まるのが一番早い♪」なんてみんなが聞こえるように声をかけると、子供たちは自分も褒められたいし注目を浴びたいので、全速力で集まってきてくれます。

もちろん例外もありますが、子供たちを怒鳴りつけるのではなく、子供たちが自らの意思で動くように大人が工夫して声をかけてあげることで練習に雰囲気が楽しいものになり、総じて子供たちはサッカーをしている時間を楽しい時間だと感じてもらえるようになると思います。

コーチたちがどういう声かけをしているのか、みなさんも聞いてみてくださいね。